進路なんでも(答えられないかもしれないけど)相談室
こんばんは。ひろたです。
進路説明会登壇にあたり、質疑に回答する場所が欲しくて、ノリでアドベントカレンダー(https://adventar.org/calendars/4349)に初参戦です。
質問を寄せてくださったみなさま、ありがとうございました。
どうぞ、お手柔らかに。
はじめに言っておかないと気が済まない性分なので、書いてしまいますが、私は、人を引き込む文才もなければ、日本語が怪しい人間ですので、読むのがしんどいかもしれません。
目次を作るので、気になるところが決まっている方は、そこだけ読むと良いと思います。それでも駄文をだらだら書いているので、耐えられない人は、おしゃべりしに来てください。
それから、この文章の中で、先ほどのように先に断りを入れる、いわゆる逃げの前置きをする場面が多いと思います。こういう断りを快く思わない方も多いとは思いますが、そう言う性格なのでごめんなさい!許して!(という、これも逃げの前置き)
さて、ここから進路説明会でいただいた質問に答えていきますが、これが正解!というわけではありませんので、こういう考え方の人もいるんだ、という程度に考えてくださいね。(という、これも逃げの前置き)
では、本題です。
ふと、ある人のことを思い出して、追記しました。卒論テーマについてのところです。(12/8)
院試について
まずは、大学院進学に関連する質問から答えます。
第1問。デデン。
結論から言うと、600点あると、びびらなくて済むと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、slisの入試は、研究計画300点、英語力試験100点の合計400点で合否が判断されます。英語の配点はそこまで高いわけではないので、英語ができているから合格、できていないから不合格、とは言えないと思います。
中には490点で合格した友人もいました。
が、私から見て、その友人は研究計画などをトークする力が長けていると感じるお人柄でしたから、院試においてそこがプラスに働いたのかな、とも思っています。
さて、最初にあげた結論の600点ですが、これはあくまで私の感覚です。
TOEICの場合、足切りになるのが350点、100点満点換算にしてくれるのが830点です。
どのような圧縮のしかたをしているかは分かりませんが、600点取れていれば、英語100点満点分の50点ぐらいにはなるのではないでしょうか。
ただ、時間があるのなら、下限を見ずにとにかく点数をあげることをおすすめします。
英語はたった25%分の点数にしかなりませんが、その25%を確実に点数にしておくと、院試前から当日の元気が違うと思います。
完全に自慢ですが、私は院試受験前に100点をゲットしていた人間だったので、元気でした。よって、以上のことは推測ではなく、体験談です。
元気なのは、大事です。
次、
元気でいること!以上!
ですが、元気でいるために何をしたかを書きます。
まずは、英語の勉強です。理由は、質問1の通りです。
確かに、英語ができたから合格!とはなりませんが、入試をうける前から100点に近い点数をゲットしておけば、多少自信になります。
次に、研究計画をいろんな人に見てもらうことです。
特に、指導教員や研究室外の人に見てもらうことをおすすめします。
実際に、指導教員以外の先生に研究を見ていただき、研究のストーリーだったり、学会のことだったり、自分で勝手に納得してしまっていたことや、気づかなかったことを指摘していただいて、ものすごく参考になりました。
指導教員や研究室同期は、一定期間自分の研究を見てくれているので、こちらが言いたいことをなんとなく汲み取ってくれてしまうのです。
だからこそ、研究の相談をしたり、つまづいたところを一緒に考えられたりするのですが、試験官は自分の研究を知らない人なので。
よって、
いろんな人に見てもらってボロボロになる→指導教員や研究室同期と練り直す
と言う工程を繰り返すこと良いのかな、と思います。
あとは、ご飯を食べることです。
正直、直前は睡眠時間を削りがちで、「そうでもしないと」という感じです。
が、寝ないと人は色々と削られていくので、コンビニでもいいので、せめて暖かいご飯をきちんと食べましょう。(卒論死にかけの自分に言い聞かせながら。)
ご飯を食べると気力が違うと思います。要するに元気です。(はじめに戻った)
最後は「合格するからな!」「合格してやるからな!」と言う気力で乗り切ることになると思うので、ごはんなり、英語満点なり、元気になれるアイテムを持っておきましょう。
就職について
流石にこれは私が答えられる範囲ではないので、可能な限り人に聞きました。
数人に聞いた結果、好きなこと!という回答が多かったです。
転職ができるとはいえ、就職したら嫌でも毎日お仕事をしなければいけないですしね。
好きなことをお仕事にできる人は少ないとは思いますが、大学生になってしっかりと勉強しているのですから、大嫌いなことを自分の仕事にせずに生きることはできそうな気がします。
あとは、業界地図的なものを見てみるのはいかがでしょうか。
実際にどんな業種があるのかを知らなければ狭めることもできないと思うので、業界研究的なものも良いかもしれません。
私も見てみましたが、なんだか面白かったです。
主専攻・研究室について
お次は学類内の進路選択についてです。
これは、どういう状況で迷っているかによると思います。
まず、どちらの主専攻でもやりたいことがある!と言う場合ですが、その場合は、どちらに行こうとも楽しめると思うので、心配要りません。やりたいことをじっくりと考えて、最終的にこっちだ!と思う方を選んでみてはいかがでしょうか。
少し抵抗があるかもしれませんが、やりたいことについての論文を読んでみると、自分自身がよりやりたいことが見えてくるかもしれません。
次に、システムは圧倒的に無理だから、と言うように消去法で決めた場合です。その場合は、先生方や卒業生の研究をみることから始めると良いと思います。より自分がやってみたいこととマッチする方が見えてくるかもしれません。
また、どちらの場合にも共通しますが、授業内容についても検討事項に加えてみてください。
他主専攻の授業も受講することになりますが、主に受講するのは自主専攻科目です。授業が面白そうか、や、取得したい資格があれば、その資格に必要な授業を履修しやすいかなども検討してみてはいかがでしょうか。
研究でやりたいテーマがないので、すべての教授に追い出されています。どうしたらいいですか? 未だに研究室も決まっていません。どうやってテーマを見つけたらいいのかも分かりませんし、みんなのテーマを聞いてもしっくりきません。
ペンネーム:Klis三年の某人さん
klisの枠に囚われない研究ができる可能性を持っていらっしゃるということですね。
卒業研究に関して言えば、klisは、独特の色を持っているな、と感じています。なので、その色がしっくりこなかったのではないでしょうか。自分の色の研究をすれば良いと思います。
それに、みんなが考えているテーマをあなたがやる必要はないので、あまり深刻に考える必要はないと思います。
とは言っても、卒論は必修科目ですからね、、、卒業したいですものね、、、
まずはklisの分野に絞らず、ご自身の趣味や好きなことに関する研究をみてみてはいかがでしょうか。
卒論テーマは提示された中からやりたいものを選ぶ、のではなく、やりたいテーマを自分なりに考えて決める物だと思っています。
最終的に卒業するには、研究室に入ることになるので、klisの色を多少足すことにはなると思いますが、ひとまずは分野に囚われず、自分が興味を持てるテーマを見つけてみてください。
(「これがやりたいんだ!」という強い熱意があれば受け入れてくれるところはありそうですので、趣味100%の熱意だけで押しても行けるかもしれないです。)
----------
追記(12/8)
ここから追記します。
この記事をあげてから、ある人のことを思い出しました。
それは、私の姉です。
私の姉は、趣味も好きなことも無いという人間です。
自分自身が多趣味な人間なもので、姉と同じような人がいることを無視して、好きなことや趣味を調べてごらんなどと軽く書いてしまったことを反省しています。
姉のように、何に対しても比較的対等に接することができる人もいますから、好きなこと調べてみて!などと言うのは100%良い答えではなかった気がします。
ただ、自分が多趣味な人間ですから、全てに対等に接することのできる人にどうアドバイスするか、だいぶ悩んでしまいます。
なので、姉の卒論について少し話します。
姉は教育系の学部にいました。
私とは違って、特別好きなこと、というものが無い代わりに、あらゆることをきっちりこなす真面目な人です。
「できないできない」と嘆きながらも成績は良いし、美味しいところを持っていくタイプで、大学卒業時には「何とかかんとか賞」をもらっていました。
特別好きなことが無い = 何にでも対等に接してこなせる
だと、私は思っていて、姉のそういうところが素敵だと思うし、尊敬しています。
先ほど、美味しいところを持っていく、なんて書いてしまいましたが、あらゆることに等しく真面目になれる姉の人柄があるからだと思っています。
そんな姉の卒論テーマは「自律」についてです。
姉は、これがしたい!という強いこだわりや強い興味関心を持たず、周りに流されて進路ややることを決めていたと感じていたようです。(だいぶざっくりとさせてます。)
要するに、自律心が低いと感じていたようです。
そこで、自律とはなんなのか、文献を読み込み、考察をして論文を書いていました。そこに学校とかの教育の場を絡めていた気がします。(思い出される、年末の卒論校正地獄)
このように、自身の経験において、もやもやしていることや、言ってしまえば自分の嫌いなことからテーマ選択をしている人間もおります。
なので、あなたの好きなこと、という投げやりな回答ではなく、あなた自信の知りたいこと、解決したいこと、という着眼点からテーマを考えてみること、という回答に変えたいです。
もちろん、これもあなたにとっての正解かは分かりませんが、参考になったら嬉しいです。
----------
無事に研究室が決定することを願っております。
その他
最後はなんか、色々な質問です。
行動するか、ひたすら調べて考えるかです。
やってみないと分からない、と思う人間なので、ひとまず行動します。
ただ、最近のやりたいことは「ひとまず」でできることが減ってきたので、自分の欲深さに引いています。
進路などの「ひとまずやってみる」でできないことは、ひたすら考えます。
自分が何をやりたくて、そのためにはどういう能力が欲しくて、それを身に付けるにはどれくらい時間がかかって、、、という感じです。
その過程でとにかくいろんなことを調べます。大体タブを開きすぎてページタイトルが見えなくなってます。
あと、私はいつか死ぬために生きていて、毎日が死ぬ準備、と考えているので、いつか死ぬ日を考えて行動します。
おおよそのことは、「まあいつか死ぬし」と考えることでそのとき自分にとって最適な解を導けるように訓練されたように思います。
めちゃくちゃ、死という言葉を使ってしまってすみません。
自分の人生にそこそこの愛着があるので、自ら人生を終えることはないと思います。
「うようよ」です。
辞書的意味は、以下です。
うようよ
( 副 ) スル生き物がたくさん集まってうごめいているさま。うじゃうじゃ。 「 -(と)むれ集まるうじむし」
私は、感情を表す言葉として使いがちで、この気持ちはまさしく「うようよ」だ!と感じてしまって以来、使っています。通じないですよね。
使う場面としては、「嬉しい」「楽しい」という気持ちと「嫌だ」「不安」という気持ちが半々でのこったのこったしている時です。
最近、後輩の前に立ってお話しする機会が増え、聞いてくださる方がいることが嬉しいけれど、人前は苦手だし、うまく話す自信もなく不安、、、みたいなことが多くなり、毎日「うようよ」しています。
「うきうき」しているのに「なよなよ」している状況ですね。語彙力がないので必死にオノマトペでごまかしています。
幼児教育的にはオノマトペは語彙力や表現力を豊かにする第1歩らしいですが、私は残念ながらその次の1歩まで行けなかったようです。
おわりに
たくさん書いて楽しかったです。
質問にきちんと答えられたかは謎ですが、私なりの回答はしました。
あと、回答が上手かどうかはおいておいて、人の相談について考えるのは嫌いでは無いな、と思いました。(もちろん、自分自身の精神的余裕度にもよると思いますが)
ただ、今回のような形式だと、質問してくださった方の真意が見えないところも多く、回答に悩みました。
なので、顔を合わせるのが嫌でなければ、やっぱり対面でおしゃべりしたいな、と思いました。
最後に、書いているとやはり、「〇〇ですが、」というように断りから入る傾向が強くて、360度どこから何を言われても、思われてもいいように、などと考えていることがよくわかって面白かったです。
ということで、人に嫌われたくない、外面だけ良い人間がお送りいたしました。